REDDY 多様性の経済学 Research on Economy, Disability and DiversitY

REDDYの活動

2025年10月11日New

REDDY公開講座

チラシはこちら (PDF)

「薬物依存症からの回復を考える」~排除から包摂へ~

精神疾患を抱える人々は長らく社会から忌避されてきたが、特に薬物依存症に対する社会の目は厳しさを増している。違法薬物で逮捕された芸能人はメディアで糾弾され、医療現場では薬物依存症を受け入れない病院も存在する。
外来通院する依存症患者の治療ドロップアウト率は高く、約7割が通院治療を中断してしまうという現実がある。社会や医療に繋がれない患者は再び薬物に依存する道を選んでしまう。
依存症は悩みや苦しみを抱えても人に相談できず、心の痛みを緩和するために、モノや行為に頼る病であり、「人に依存できない」病である。もっと言えば、安心して「人に依存できない」病だと言える。
したがって、薬物依存症の患者を社会から排除するのではなく、さまざまな機会を提供し、つながりを築く支援が必要である。
長年にわたり依存症治療に取り組み、「スマープ」(SMARPP; Serigaya Methamphetamine Relapse Prevention Program:せりがや覚せい剤依存再発防止プログラム)の開発にも取り組んでいる松本俊彦先生にお話いただく。

【講師】
 松本俊彦
 (国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部 部長(兼任)薬物依存症センター センター長)
【司会】
 小林エリコ(東京大学大学院経済学研究科 特任専門職員)
【日時】
 2025年10月11日(土)14:00-16:30
【会場】
 東京大学本郷キャンパス 経済学研究科棟 第一教室(地下一階・バリアフリー仕様)
 オンライン配信あり(前半の松本俊彦講演のみ)
【申込ページ】   https://matsuiken20251011.peatix.com

研究会・講演会の詳細

2025年9月30日 New

研究会・講演会

チラシはこちら (PDF)

野宿者と対話をする会~ホームレスという生き方をめぐって~

『ホームレス文化』(キョートット出版)発刊を記念して、都内公園のテント村で約20年ホームレス生活を続ける小川てつオさんを講師に招き、対話の会を開催します。
野宿者たちはなぜ野宿者として生きるのか、野宿者たちの日々の暮らしとはどのようなものか、そこにはなにがなく、なにがあるか、「支援」の対象としてばかり考えられがちな野宿者の存在を、別角度から捉え直す場にできればと考えます。
自身の社会でのあり方に不安や問題意識をお持ちの方、何らかの社会問題に関心をお持ちの方、とりわけ学生のみなさんに是非ご参加いただきたく、ご来場を心よりお待ちします。

日時:9月30日(火) 14:00-16:00
場所:東京大学経済学研究科学術交流棟 第2セミナー室
「包摂と排除に抗して」 小川てつオ(野宿者)
 +小川てつオ氏と会場との対話
司会:塔島ひろみ(東京大学大学院経済学研究科松井研究室 (学術専門職員))

研究会・講演会の詳細、お申し込み

2025年08月27日 New

出張見学レポート

塔島ひろみ

津島地区復興会議参加レポート(第2回)


旅館の主人今野秀則さんと共に木村真三先生が旅館再開を進めている松本屋(裏に新館があり、そちらを改修し旅館として再開予定。再開は、東日本大震災から15年になる2026年3月11日を目指す。)写真提供:木村真三先生

津島復興会議の第2回に参加した。

レポート本文続き

REDDYの活動:目次

〈活動分野〉

研究会・講演会

2025

2024

2023

2022

2019

2018

精神障害のある女性のための研究会

2025

2024

医療従事関連国家資格を有する聴覚障害者の就労実態に関する研究(2020)

2024

2023

2021

出張見学レポート

2025

2024

2023

災害が発生、そのとき障害者は

2022

2021

2020

特別講義

2022

東北地方の性的マイノリティ団体 活動調査報告書

2022