避難器具「エアーストレッチャー」を使用した避難訓練 実施報告
出典:Airstretcher CYR-04T エアーストレッチャー・ラップ・ローバル
https://www.airstretcher.jp/products/244/
以下、当日の実際の行動と所要時間(所要は< >内)
1-a 車いす利用の研究員は研究室より7階廊下に(本人が動ける場合は自分で/ドアが閉まっている場合は支援者が室内に入って)
1-b その他の参加者でエアーストレッチャーを箱から出して廊下に広げ、バルブを開ける<1分33秒>
※注意事項
バルブは空気が入り終わったら(約1分半)締める
2-a 研究員を車いすからおろし、エアーストレッチャーに乗せる(男性2名必要)
※注意事項
車いすからの移動の際は、「1,2の」と声をかけてタイミングを合わせる
足を持つ際、自分の手首を握って固定させる
医療器具も移動させるのを忘れない
2-bファスナー・安全ベルトで固定する<2分31秒>
※注意事項
安全ベルトは必ずオレンジの輪を通す
エアーストレッチャーが丸く反るように強く締めると階段搬送がしやすくなる
足は締めすぎに注意
3 男性2名で階段のそばまで平地搬送<1分28秒>
4 男性3名で階段搬送(6階まで)<2分14秒>
(訓練ではモデルの健常男性を搬送しています)
※注意事項
階段では下の足側を持つ人の前に、前方を確認する人員配置が必要)
手すりにぶつからないように、できるだけ中央からまっすぐ下におろす
5 搬送する人、される人とも交代し、5階まで搬送<1分13秒>
6 エアーストレッチャーでの搬送を終了し、全員1階へ
7 常設の非常用車いすを広げ、エアストレッチャーから研究員を移乗させる<1分>
※注意事項
車いすへの移乗の際はブレーキをかける
車いすの座面にクッションが必要(電動車いすを置いてくる場合は忘れないように)
建物外にすぐに出た方がよい場合は、車いすへの移乗は建物外で行う
8 研究科棟外の1次避難場所へ
9 訓練終了
参加者コメント:
・ヘルメットをかぶる必要があったのでは
・収納ボックス自体にも掲示が必要
・収納ボックスに軍手を入れておくとよい
・収納ボックスにヘッドライトを入れておくとよい(停電時に使用)
・簡単なマニュアルも掲示しておくとよい
(松井研究室作成)
災害が発生、そのとき障害者は