REDDY 多様性の経済学 Research on Economy, Disability and DiversitY

メンバーの研究

2022年4月

西倉実季

東京理科大学 教養教育研究院 葛飾キャンパス教養部 准教授 [社会学]

研究テーマ
病気やケガで外見に特徴をもつ人たちの社会生活上の困難

その研究を始めた理由、きっかけ
セルフヘルプ・グループ「ユニークフェイス」(病気やケガで外見に特徴をもつ人たちによる当事者組織)と出会ったこと。ユニークフェイスのメンバーが「異質」な外見に対して向けられる社会のまなざしを問題化しようとした言葉に、「外見の社会学」というテーマを与えてもらった。

今までの活動・研究について
●病気やケガで外見に特徴をもつ女性たちのライフストーリーを聞かせてもらい、彼女たちの困難経験とそれへの対処法を明らかにすること
●合理的配慮の対象を(特定のインペアメントを持つ人に限定せず)何かしらの社会的障壁に直面している人にまで拡大できるか、その可能性を検討すること

最近気になっている問題、または印象深かった出来事など
病気やケガで外見に特徴をもつ人たちの演劇やマンガなどを通じた自己表現について
合理的配慮法制化後のバックラッシュについて