中央大学研究開発機構 准教授 [建築計画]
          
            研究テーマ
          
          インクルーシブデザインから考えた空間構成・空間デザインについて
          インクルーシブな空港計画の事例から考える連続した移動を促すデザインの研究について
        
          
            その研究を始めた理由、きっかけ
          
          中央大学研究開発機構秋山研究室は、主に公共交通機関におけるユニバーサルデザインに関する調査を行っているが、その中で関わってきた成田国際空港及び羽田国際空港の委員会などを経て、様々な障害当事者に生じている障害が必ずしも身体の障害だけではなく空間側にある障害として、より広範囲に捉え直すことが必要であると改めて感じたので。
        
          
            今までの活動・研究について
          
          主に建築計画.LIFFETIME DESIGN として考えた時の住宅(著書:『体験的ライフタイム・ホームズ論』,
          彰国社, 2016)
          2016年より空港におけるユニバーサルデザイン、障害当事者参加の空間計画のあり方について
        
          
            最近気になっている問題、または印象深かった出来事など
          
          車いす使用者の物理的障害や聴覚・視覚障害者などの情報障害、発達・知的障害者や高次脳機能障害者らが感じている不便などの総合的な解決を考えた際、障害別検証ではなく、共通する困りごと別の検証から空間を捉えることの有効性などを明らかにすることで、更にインクルーシブな空間デザインを考えていきたい。
        
          
            丹羽菜生 エッセイ「ライフタイムで住宅を考える」