REDDY 多様性の経済学 Research on Economy, Disability and DiversitY

都市のアクセシビリティ

2019年12月18日

都市のアクセシビリティ03:銀座線渋谷駅

丹羽太一

車いすで銀座線渋谷駅を使う

2020年新年早々、東京メトロ銀座線の渋谷駅が大幅に新しくなった。
それまで明治通りの上を鉄橋で横切り、JR渋谷駅を越え、隣接して建つ渋谷東急東横店のビル3階に入り込んだところにあった駅は、年末年始に6日間かけ渋谷〜表参道駅間、青山一丁目〜溜池山王駅間を終日運休し、線路切替・ホーム移設工事を行って130m移動、その明治通りの上の鉄橋が新たに駅になった。

NHK総合首都圏情報 ネタドリ!で1月10日に放送された「首都大変革 変わる東京2020」 の取材で、副都心線から銀座線への車いすの乗り換え動線がどう変わったかを見てきた。
駅の概要はニュースなどでご承知のことと思う。ここでは移設前後で大きく変わった渋谷駅の乗換動線について見てみたい。

渋谷駅は南北に走るJR山手線、埼京線の駅(2階)と西へ向かう京王井の頭線ターミナル(2階)、東から来る東京メトロ半蔵門線と直通運転の西から来る東急田園都市線(地下)、JRと平行して明治通り下を走る東京メトロ副都心線と直通運転の東急東横線(地下)、そして東へ向かう銀座線のターミナル(3階)になっている。それぞれが地下と地上で立体交差しているので、もともと乗り換えは複雑で実際の移動も大変なことで有名だ。

駅の位置が変わったことで銀座線への乗り換えはどうなっただろう。

2019年までの銀座線渋谷駅の乗車ホームは改札が一つ、ホームへは短い階段を上がる必要があった。2017年にはそこにエレベーターが設置されているが、古い構内図を見るとそれまでは車いすは階段昇降機を使っていたらしい。降車ホームも改札から直接地上に降りるエレベーターは2017年から2019年にかけて、駅の工事に合わせて2回場所を変えて設置されていたようだが、それまでは東急百貨店口から東横店内に出て、そこのエレベーターを使っていた。そんな具合で車椅子では使いにくい駅だったので2度ほど降りたことがあるだけで、それ以外まったく利用しなかった。

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渋谷駅東京メトロ構内図 2015年

副都心線・東横線〜銀座線
新しい駅は、かつて東急東横線のターミナルが地上にあった場所にこれも新しくできたスクランブルスクエア(東棟)という商業/オフィスビル3階から直接つながっている。そしてスクランブルスクエアは地下2階で副都心線・東横線のヒカリエ1/ヒカリエ2改札(向かい合わせて同じ場所に出る)と直結している。この改札は半蔵門線・田園都市線の場合も宮益坂方面改札へ向かえば駅構内でエレベーターもつながっているので、車いすの場合この4線からはスクランブルスクエア経由で行けば改札からはエレベーター一本でいける。ただし、今は改札を出たところににわかりやすいエレベーターへの案内がない。というか銀座線の案内事態はスクランブルスクエアとは逆方向のヒカリエのほうへ誘導している。実はヒカリエ1階を明治通りに出ると隣に大きな銀座線の改札口ができている。一般にはここからエスカレーター一本でホームへ出られるので、駅員も銀座線はヒカリエ方面でお乗り換え〜と案内していた。しかしここにはまだエレベーターがない。今は車いすの場合、スクランブルスクエアのエレベーターを使う(あるいは後述の地上へ出てマークシティへ行く旧来の迂回方法)以外に銀座線への乗り換え方法はない。このエレベーター、改札から出口B6に向かってスクランブルスクエア入口を通り越した脇にひっそりと、わかりにくいところにある上に二台並んでいるうちの一台しか3階まで行かないので、利用するときにはご注意を。
ちなみに明治通りに面した改札ではエレベーター工事が続いているので、これが完成すればこちらのエレベーターへの案内が新たに設置されるようだ(こちらの場合ヒカリエエレベーターで1階へ出て、改札から3階へ行くのでエレベーターの乗り換えがある)。

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渋谷駅東京メトロ構内図 2020年

これまでは、ヒカリエから1階へ出て横断歩道を渡ってJRの通り抜け通路を使ってまた横断歩道を渡って井の頭線の駅が入っている商業ビルマークシティのエレベーターを使う、あるいは改札から地下道のスロープをしばらく上がるか構内エレベーターで直接宮益坂中央改札へ出てさらに地下道を通ってエレベーターで地上(スクランブル交差点大盛堂書店前)へ出て横断歩道を渡って同じマークシティのエレベーターを使う、という長い行程だった。しかもこのマークシティのエレベーター、小さい物がひとつだけでかつ商業施設内ということで、1階で待っていても地下からすでに人が乗っていたりでなかなか乗れないことも多い。それを思えば新しい駅はどちらにしてもかなり便利になるはずだ。

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渋谷駅東京メトロ構内図 2019年

井の頭線〜銀座線
ところでこれとは別に、半蔵門線・田園都市線の道玄坂方面改札と井の頭線、JRから銀座線への乗り換え客が一箇所に殺到して混雑がひどくなった、動線計画がなってないと話題になっている。古い駅は、3階一箇所の乗り場改札直前まで3本の別々のルートでアプローチするようになっていた。ところが新しい駅は2階連絡通路で一度3本のルートが一つになり、一つの階段に集中してもうひとつのJR改札前を通ってさらに2本の階段に別れてまたひとつの改札へ、というアプローチになった上に駅がそれまでより遠くなっている。この人が集中する階段と遠くなった距離がどうやら不評のようだ。

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「銀座線渋谷駅メトロお知らせ」の乗り換え案内図

車いすの場合、井の頭線の駅はマークシティの2階部分にあるので2階から3階に行くのだが、井の頭線からの乗り換えもこれまで前述のマークシティのエレベーターを使う以外のルートがなく、2階からなのでさらになかなか乗れない状況だった。しかも前述のように改札内でもう一度エレベーターに乗らねばならなかった。新しいルートはメトロ構内図で見ると、マークシティのエレベータでは直接改札に行けなくなり、これまで降車ホームから降りてくるために使っていたもうひとつの東急東横店のエレベーターを使う(今までより距離は遠くなるがシンプルになる)ことになっている。このエレベーターがどのぐらい使いやすくなっているか、あとは一般の混雑が増す中で距離も延びたという状況で、はたして良くなったかどうかは、日常で使っている方の話しを聞かないと判断が難しいが、エレベーターの利用に関してはあまり変わっていないか、乗り換えのための往復の上り下りが共通になった分、場合によっては使いにくくなっている可能性もある。しかも東急東横店は3月にはなくなる。その後は一体どうなるのか・・・9月以降東急東横店解体が始まる前に仮設のデッキ通路ができるようだが、どのようなルートができるかは不明だ。
ちなみに井の頭線の構内図では、2020年の最新情報かどうかわからないが、車いすの場合このルートではなく、マークシティのエレベーターで1階に出るようになっている。たしかに東急東横店がなくなったらこのルートで行くよりほかない。その場合は地上に出てJR駅反対側に抜けて、あるいはQFRONT前から地下に降りて地下道経由で、スクランブルスクエアまで移動してそこから上がるしかない(もしくは明治通り改札にエレベーターができたらそちらから上がれるようになる)という状況で、こちらの乗り換えは非常に不便になると言える。

渋谷駅はまだまだ工事中
今年中にスクランブルスクエア周辺はさらに整備が進む。未見だが、すでに1月末にはJR3階の新しい改札とスクランブルスクエアはフラットに往き来できるようになっているようだ。JR〜銀座線の車いすでの乗り換えもこちらでスムースになっているはずだが、山手線内回りのホームにはこの3階改札に上がるエレベーターはなく、1階南改札に下りてスクランブルスクエア(あるいは3月までは東急東横店も)のエレベーターを使うことになる。

しかし、JRの駅自体も工事中で、埼京線ホームが移動したり、東急東横店が解体されれば山手線外回りホームに直結の玉川改札周辺も大きく変わるだろう。
その解体に伴う仮設のデッキ通路がまずはどうなるか、どこまで車いす移動に配慮されるか、注視していきたいところだ。

2027年にはスクランブルスクエアの中央棟・西棟が完成し、それまでにJR駅の上を跨いでデッキスペースの遊歩道もできるようだ。JR東側と西側にそれぞれ上下移動の動線が整備されるので、2階と3階もこの歩行者デッキで往き来ができるようになるはずだが、それまで7年、まだまだ先の話だ。その間各線同士の乗り換えは改善されるのかどうか?特に、車いす動線は一般の動線に沿った同一動線上でわかりやすい経路にすることが重要であるが、それが後回しにならないことを望んでいる。

2019年12月18日

都市のアクセシビリティ02:ロンドン

丹羽太一

車いすでロンドンへ行く

東京では公共交通機関のバリアフリーはかなり進んできている。バスはノンステップで、車いすでも乗務員の対応によるスロープやスペースの準備がほぼすべての車両で可能、鉄道は駅の利用ルートの段差解消と駅員による車いすでの乗降時のスロープ設置が提供され、ホームドアの設置なども進められている。駅の段差のない利用ルートはまだ数が少ないなど制限もあり不便は残されているが、2020年に向けて急速に整備されている部分も多いだろう。一方で小規模の店舗ではちょっとした段差があって入りづらかったり、旅行者にとってはバリアフリーの宿泊設備がまだまだ足りていないなどと言われている。

昨年ロンドンに行く機会があった。ロンドンでは2012年にオリンピック・パラリンピックが開催され、それに合わせて様々なアクセシビリティの改善がなされたところがあるようだ。現在、昔からのいわゆるロンドンタクシーは100%、スロープがワンタッチで引き出せるようになっており、大型の新しいタクシーもスロープは完備されている。ロンドンバスは、二階建て一階建てすべての車両で自動でスロープが出て、あらかじめ車いす優先スペースも確保されている。鉄道(ナショナル・レール)は東京と同じように乗降時に駅員がスロープを設置して対応している。一方地下鉄(アンダーグラウンド)は、1863年に世界で最初のラインが開業した歴史があり、古くからある路線も多いため今も地下ホームに降りるエレベーター(リフト)がない駅が多く、昔から一般の人にも注意を促しているほど車両乗降時の隙間、段差が大きいことでも知られている。

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地下鉄のホームと車両の段差

車いすでロンドンへ行って、実際にそういった交通機関を利用してみた。

宿泊
イギリスの建築基準法 Building Regulations の中では宿泊施設を新築する際には客室の5%を車いすでも使用できるものにしなくてはならないとされている1。さらにロンドンの都市計画 London Plan ではその割合は10%になる2

1 The Building Regulations 2010 APPROVED DOCUMENT M VOLUME 2, M1 Section 4
2 THE LONDON PLAN MARCH 2016, POLICY 4.5 LONDON’S VISITOR INFRASTRUCTURE

そのため、ロンドンのホテルの多くはアクセシブル・ルームとして車いすで利用できる客室を用意しており、予約時に指定すれば利用可能だ。ネットで予めアクセシブル・ルームを選択できるホテルもあるが、サイトに細かい掲載がなくても追加リクエストやメールでアクセシブル・ルーム希望と伝えておけば大丈夫。ただし、通常アクセシブル・ルームという場合は British Standards などの仕様規格でも車いすで入れるシャワー浴になっているので、浴槽を利用したい場合は問い合わせたほうが良いかも知れない。高級ホテルではホイストでシャワー、浴槽両方が使えるような部屋もあるようだ。

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アクセシブル・ルームのバスルーム
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浴槽にイスを設置するタイプのバスルーム

空港からまちへ
EUには、障害者の航空機を利用する旅行について、支援を必要としている旅客に対して空港管理者の責任で、その人が必要としている支援を提供しなければならないという規則がある3。日本でチェックインする際には航空会社のカウンターで車いすの扱いや支援を申し出ると思うが、その内容はロンドンの空港での支援提供者に伝えられ、ロンドン到着時には車いすへの乗り換えから空港を出るところまで、専門の支援者が希望通りの支援をしてくれるはずだ。支援は途切れてはいけない一連の流れとして提供されるため、24時間以内の乗り継ぎの場合で空港のホテルを利用するときなどは、ターミナルが違っていても到着時にホテルまで送り、翌日ホテルに迎えに来るという徹底ぶりだ。
ヒースローから飛行機に乗る場合は、空港にあるスペシャル・アシスタンスのカウンターで支援者を呼んでもらうことができる。

3 REGULATION (EC) No 1107/2006

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スペシャル・アシスタンスのチェックイン・カウンター
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スペシャル・アシスタンス専門のカウンター

日本からロンドンへの直行便はすべてヒースロー空港に到着する。ヒースローには現在使われているターミナルがT2からT5の4つあり、T2とT3は隣接しているがT4とT5はそこからそれぞれ少し離れたところにある。現在直行便はT5、T2とT3のいずれかに到着する。T5とT2、T3は􏰦􏰧􏰥􏰨􏰩􏰪􏰣􏰫􏰬􏰧􏰦􏰧􏰥􏰨􏰩􏰪􏰣􏰫􏰬􏰧無料の鉄道シャトルトレインで往き来ができる(Terminal 5 station - Heathrow Central station (Terminals 2 & 3))。この間のシャトルトレインは実際には後述するヒースロー・エクスプレスを利用するので、車いすでも問題ない。ターミナル間の移動には地下鉄も利用が可能。ヒースロー・エクスプレスはもちろん、空港内の地下鉄の駅はホーム全体が車両に合わせてあり、段差はない。

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地下鉄の空港駅は隙間がすこしある
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ヒースロー・エクスプレスは隙間も小さい

空港からロンドンの市内(セントラル)へ出るにはヒースロー・エクスプレス、地下鉄、TfL Rail の鉄道か、タクシー、バスか、そのいずれかを利用する。目的地と市内までの時間、料金を考えてどれを利用するか考えることになる。
バスはT2とT3の間にあるセントラルバスステーションからロンドン西部に行く路線がいくつかあり、前述の通りすべて自動スロープ付きなので車いすでの利用も可能だが、市内へ行くには何本か乗り継ぎをしなくてはならず、時間もかかるのであまりお勧めではない。市内でもバス路線は複雑で、慣れないとなかなか乗りこなすのは大変だ。ナショナル・エクスプレスというコーチ(リムジンバス)もあるが、車いすでの利用には条件があるようで、あまり便利ではないようだ。

最も早いのはヒースロー・エクスプレスで、T5からT2&T3経由であとはパディントン駅までノンストップで行ける。ただしエクスプレスのチケットが必要で、少々高い。一編成に2箇所の車いすスペースがあり、それぞれ入口は段差・隙間なく乗り込める。ただ、パディントン到着の際、ホームがカーブしているためどちらか一方(恐らく後方)の出入り口は隙間が大きくなるので注意が必要だ。わたしはヒースローで乗車時に車いすスペースに乗り込んだら、降りるときに隙間があるからもうひとつのスペースへ行けと係員に声を掛けられ、車両を移った。
パディントンでは地下鉄サークル・ラインとディストリクト・ライン、ハマースミス・アンド・シティ・ラインに車いすで乗り換え可能(ホームと車両に段差ある場合あり)、それぞれの路線でかなりの駅が車いすで利用できるので便利だろう。利用可能な駅については後述する。

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パディントン駅のカーブ

これと並行してT4からT2&T3経由でパディントン駅までは TfL Rail のヒースロー・コネクトが走っているが、こちらは途中いくつかの駅もありヒースロー・エクスプレスの約2倍の時間がかかる。しかも、パディントン駅で降車時にホームとは段差があるようで、簡易スロープでの介助が必要となっている。恐らく乗車時に係員に申告しておかないと、スムースに降車できない可能性があるが、利用していないので詳しくはわからない。
一般的に最も安価でかつ市内での接続が便利なのは地下鉄ピカデリー・ラインになる。さらに2倍近く時間がかかるが、市内を横断する路線でもありポピュラーな交通手段だ。ただし、市中心部では車いすで利用できる駅がかなり限られているので、利用したい駅を前もって調べておかなくてはならない。
ピカデリー・ラインで市内中心部(ゾーン1)の車いす利用可能な駅は、アールズ・コート、グリーン・パーク、キングズ・クロス・セント・パンクラスの3駅しかない。そこでいくつかの路線に乗り換え可能だが、さらに目的地の駅が車いすで利用できるかどうか、確認しておく必要がある。これらの駅ではホームに乗降時の段差を解消するハンプによる嵩上げの措置がとられている。
車いすで利用できる駅はTRANSPORT FOR LONDON https://tfl.gov.uk/maps/track/tube の Tube map (PDF) でも調べられるが、 Step-free Tube guide (PDF) にはさらに詳細がある。ホームまでエレベーターがあるが車両との段差が残る駅もあるので注意を。
利用可能な駅で地上に出て、あとはバスかタクシーでもよいかも知れない。

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駅ホームの嵩上げ
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車いす乗り場のサイン
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ホーム上の車いす乗り場マーク
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車内の車いすスペース
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車内のベビーカースペース

タクシーは前述の通りすべてスロープ付なので、空港から市内までこれで行くのは一番楽だろう。ただし、値段は一番高くなる。

ロンドンタクシーはもともと後部座席が広く、折りたたみの椅子を使えば5人が座れるつくりになっている。椅子をしまえば車いすが入るスペースができる。今ではすべてのこの型のタクシーの乗り口床にワンタッチのスロープが収納されていて、車いすで呼び止めるとドライバーがスロープ(ランプ)が必要か聞いてくるので、お願いするとスロープを出して自ら載せてくれる。最近はワゴンのタクシーもよく見かけるが、こちらはトランクからスロープを出して載せてもらう。市内で移動に困ったら黒いタクシーを捕まえるのが一番だ。彼らは厳しい試験を通過していいるので、知らない場所がない。名所、ランドマークやホテルはもちろん、通りにはすべて名前が付いているからその通りの名を言えば、最短のルートで目的地へ行ってくれる。コクニーアクセントの英語に苦戦することはあるかも知れないが、それがロンドンらしいところでもあるので楽しむ余裕を持って頂ければ。

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ロンドンタクシーの収納スロープ
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ワゴンタイプのタクシースロープ

ロンドンバスも現在、すべての車両に自動で出てくるスロープと車いす優先スペースが備えられている。車いすで利用するときは、停留所で目的のバスが来たら手を挙げるなどドライバーにアピールすれば、他の乗客の乗り降りが済んだあと一旦扉が閉まり、大きなビープ音と共にスロープが出て来て再度扉が開く。乗り込んだ目の前が車いす優先スペースになっている。ベビーカーが占領していることも多いが、ここでは車いすが優先と決まっていて、ベビーカーはすぐに場所を譲ってくれる。

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大型の電動車いすでバスに乗り込む人

停留所の案内は電光表示と音声案内があるので、降りる場所もわかりやすい。時々急に、このバスはここまでですと、いつの間にか終点が変更されることもあるので気をつけて。
市内の路線バスは1から500番台までのルート(つまりおよそ500路線以上)があり、 ものすごく複雑で、全貌はなかなか理解できない。市内では本数も多いので、待ち時間はそんなにかからないことが多い。最初はバス停で路線図を見て方向と行き先を確認して、乗るときにドライバーに目的地を告げて利用するのが無難だ。慣れてくれば、方向を見ながら気楽に乗れるようになるかも知れない。景色を見ながらどこへでも行けるので、乗り慣れてくれば非常に便利だ。ちなみに、全車両キャッシュレスなので、プリペイドのオイスターカードを購入して、チャージしておかなければならない。オイスターカードは地下鉄などでも使えるので、必ず手に入れておくのがよいだろう(ビジターオイスターは日本で手に入れる必要があるが、普通のオイスターカードは空港などでも手に入る)。
https://www.visitlondon.com/traveller-information/getting-around-london/oyster

地下鉄は分かりやすく、渋滞もないので市内の移動には本来一番便利と言える。しかし、設備が旧く、バリアフリー化はあまり進まないようだ。車いすでは利用できる駅が限られているので、市内の移動にはほとんど使わなかった。
市東部の2012年オリンピック会場周辺は再開発が進んでおり、併せてDLRという鉄道も新たに整備されているが、これらの駅はすべて段差なし(ステップフリー)となっているので、車いすでも利用しやすい。オリンピックのメインスタジアムと水泳会場アクアティック・センターのある会場跡地クイーン・エリザベス・オリンピック・パークはその整備の際、オリンピックのレガシーとしてインクルーシブを前面に打ち出しているため、バリアフリー化が充実している。スタジアムは現在プレミア・リーグのフットボール・チームの本拠地として使われているが、試合のある日にたまたま訪れたところ、入場していく大勢のサポーターの中にもさまざまな車いす利用者がいた。

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クイーン・エリザベス・オリンピック・パーク

オリンピック・パークに近いストラトフォード駅からDLRで南へテムズ河近く、ロイヤル・ビクトリア駅に移動すると、河を渡ってO2アリーナ(ミレニアム・ドーム)まで行くエミレーツ・エア・ラインというロープウェイ(飛行機ではない)があるが、これも車いすで利用可能。O2前にはノース・グリニッチの船(リバー・バス)乗り場があり、テムズ川を市内まで上っていくことができ、これも車いすで問題はない。アイル・オブ・ドッグズを廻ってグリニッジ天文台やロンドン塔、タワーブリッジ、ウエストミンスターなどの近くにそれぞれ船着き場があるので、観光コースとしても楽しいのでは。これらもオイスターカードで利用する。

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DLRはホームと車両に段差がない
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DLRの車いすスペース
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エミレーツ・エア・ライン
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船からの眺め

ちなみに、中・遠距離の地上の鉄道(ナショナル・レール)では、駅に支援(モビリティ・アシスタンス)を申し込めるデスクがある。日本と同じように、乗降時にスロープを設置してくれる。

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インフォメーションにあるモビリティ・アシスタンス
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駅員がスロープを設置してくれる
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駅の車いすトイレは施錠してある(利用が必要な住民は鍵を持っている)が、駅員に言えば開けてくれる

まちのアクセシビリティ
市内の歩道は車いすで利用しやすいよう、必要なところは切り下げが行われているか、横断歩道ではそこだけ車道が嵩上げされて段差がないところもある。横断歩道は道路際に警告ブロックが引いてある。交通量が少ない場合、車道と歩道の段差がない shared surface 道路も多い。車いすでは車道を渡りやすいが、視覚障害者には危険もある。そういう通りでは歩道と車道の間にも警告ブロックなどを敷くことになっている。

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横断歩道の嵩上げ
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横断歩道の警告ブロック
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shared surface の道路

小さな路面の店舗などでは、入口にちょっとした段差のあるところが多い。しかし多くの店舗で、声を掛ければスロープを出すなどして車いすの入店を保障している。

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店舗の入口

観光スポットの大型施設などはほとんどがバリアフリー化されているので、入れないという目には遭っていない。大英博物館やV&Aミュージアムなどの古い建物でも、入口にリフトやさりげないスロープが増設されていたりして、内部もリフトが設置されている。どこもウェブサイトが充実しており、車いすだけでなく、視覚/聴覚障害はもちろん、発達障害や知的障害などためのアクセシビリティの案内もある場合があるので、事前に確認しておくと良いだろう。

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大英博物館の入口横に設けられたリフト(自分で操作できる)
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大英博物館のオールジェンダーのトイレ
車いすトイレも奥にあります

イギリスBBCの旅番組では、オリンピック・パラリンピックを控えた東京の交通機関について、JRや私鉄各線、地下鉄の乗降時のスロープ設置は正確で使いやすいと肯定的である一方、特に大きな駅のアクセシブル・ルートが少なく、改札・ホームになかなかたどり着けないというリポートがされていた。
ロンドンも地下鉄は使える駅が限られるなど完全ではない。が、オリンピック・パラリンピックもあってバスやタクシーは急激に整備されたようだ。
どちらもまだできることはあるが、ロンドンはオリンピック・パラリンピックのレガシーのひとつとしてインクルーシブデザインによるまちづくりを今でも積極的に進めている。
東京も、どこまでレガシーとしてまちのアクセシビリティが進んでいくか、来年以降ますます注目される。

2018年8月30日

都市のアクセシビリティ01:シンガポール

丹羽太一

車いすでシンガポールへ行く

シンガポールへ視察に行く機会がありましたので、合間に見たまちのアクセシビリティをまとめました。

空港からまちへ
シンガポールのチャンギ空港はまちの中心から少し離れています。まちへ出るにはタクシーが便利ですが、車いすの場合は、通常のタクシーはセダン型でそのまま乗ることはできません。安く行くには鉄道(MRT)が利用できます。

チャンギ空港はT1からT4まで4つのターミナルがあり、T2とT3は直接地下のMRTの駅につながっています。どちらもエレベーターが複数台あり、Train to City のサインにしたがっていけば、地下へつながるエスカレーターと、エレベーターのピクトがついた Lift to MRT のサインが見つけられます。
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Changi Airport T2 到着
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T1はT2,T3とそれぞれ Skytrain というピープルムーバーでつながっており、T4とT2は専用バスでつながっています。T1からMRTに乗りたいときは Skytrain でT3に行く必要があります。サインでは Train to City (MRT Station at T3) となっていますので、Skytrain to T3 を利用します。 Skytrain は段差なく乗り降りができます。
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Changi Airport T1 到着

T4からMRTに乗りたいときは T2行きのシャトルバスに乗ってT2からMRTを利用します。
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Changi Airport T4 出発

シャトルバスは自動でスロープが出てくる低床バスです。
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Changi Airport T4 出発

到着ロビーには案内カウンターもあります。多くのカウンターにはヒアリングループのマークがあります。迷っていると案内スタッフが声をかけてくれます。どの交通機関を利用すべきか相談できます。(ただし、車いすでの利用について詳しいわけではありません。)
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Changi Airport T1 到着:案内カウンター
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Changi Airport T4 到着:案内カウンター

MRT、タクシーの他にまちへの交通は路線バスがあります。ここでは Bus to City と表示されています。
路線バスは2006年以降、更新時に車いすが乗れるものにしなくてはならなくなり、2020年には全てが車いす対応になる計画です。(Land Transport Master Plan 2013)
車いす対応バスは乗降口下にある折りたたみのスロープを出してもらう低床バスで、車いすスペースがあります。1台分なので、すでに車いすの乗客がいると次のバスを待てと言われます。
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バス乗降口

もうひとつ、通常のタクシーは車いすのまま乗ることはできませんが、City Shuttle & Limousine と表示されているサービスのなかに、車いすのまま乗れるリムジンタクシーがあるようです。ただし、値段は通常のタクシーの2倍ほどします。
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Changi Airport T1
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CITY SHUTTLE / LIMOUSINE - GUROUND TRANSPORT CONCIERGE のサインがそのサービスで、 CITY SHUTTLE(主要ホテルを廻る直通マイクロバス)、LARGE TAXI(七人乗りのワンボックスタクシー)と LIMOUSINE(四人乗りの大型セダン)がブッキングできるカウンターおよび自動発券機の場所を示します。
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Changi Airport T1:自動発券機
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Changi Airport T1:CITY SHUTTLE / LIMOUSINE 案内カウンター
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Changi Airport T4 到着:自動発券機

カウンターで尋ねたところ、LARGE TAXIならスロープがあって車いすも乗れるということでしたが、実物の確認はできませんでした。(複数の LIMOUSINE SERVICE の業者サイトではロンドンキャブを使ったサービスが車いすで利用できるとなっている。ロンドンキャブはもともと客席が広く、ドアを開けると床にスロープが折りたたんであり簡単に車いすのまま乗り降りができる。)
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ロンドンのブラックキャブ

ちなみに、Coach は団体バスやいわゆるリムジンバスのようなサービスで、空港のサイトでは隣のマレーシアの都市ジョホールバル行きとなっています。

MRTのアクセシビリティ
MRTはシンガポールの鉄道で、まちの中心ではそのまま地下鉄になります。全ての駅にひとつ以上のアクセシブルルートと車いす用トイレがあり、視覚障害者用の誘導ブロックも設置済みとなっています。車いすのアクセシブルルートの表示もあります。(Land Transport Master Plan 2013)
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アクセシブルルートの表示

チケットは券売機で買うことができます。券売機への車いすでの接近のためのスペース、券売機のタッチパネルや各種投入口・取出口の高さは、アクセシビリティ・コードで決められたサイズがあり、通常の車いすなら操作は可能です。(Code on Accessibility in the Built Environment 2013)
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(ちなみに短期旅行なら一枚購入で6回乗れる Standard Ticket がお手軽です。)
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チケット購入/使用画面

駅の改札は全て自動改札で、必ず一箇所以上幅広の改札があります。
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また、一列車に2箇所の車いすスペースを設けることになっています。
“MRT"

ホーム上では車いすスペースへの乗車口を表示しています。
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全ての車両のドア横に妊婦、高齢者、幼児のための優先席があります。その横は荷物置き場と表示されたスペースで余裕があります。
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MRTの駅は駅舎入り口から誘導ブロックが引かれており、運営会社のアクセシビリティ方針によるとスロープ、エレベーター、車いす用改札を通るルートを示しています。またサービスセンター、車いす用トイレにもつながっています。ホームにもホーム端の警告ブロックとは別に引かれています。

チャンギ空港地下のMRTの駅、Changi Airport 駅は East West Line の支線 Changi Airport Line の終点です。自動改札はどれも広い幅になっています。
“Changi

ホームはかなり広く、ホームドアもついています。
“Changi
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/1a/Changi_Airport_MRT_Station_Platform_20121111.jpg

ホームと車両の間にほとんど段差がありません。
“Changi

隙間、段差はどこの駅でもこの程度です。
“Changi

この支線は3駅しかないのですが、そのためか列車が旧く、乗り降りはスムーズですが、車いすスペースはありません。まちの中心へ行くには一つ先の Exipo 駅で Downtown Line に乗り換えるか二つ先の Tanah Merah 駅で East West LINE の本線に乗り換えます。
Exipo 駅の駅舎はイギリスの建築家ノーマン・フォスター設計です。
https://www.fosterandpartners.com/projects/expo-station/
MRTの駅のホームはどこもある程度広くホームドアもついているため、車いすでも動きやすくなっています。
“EXPO

Exipo 駅での乗り換えはかなり距離があり、Airport Line ホームから Downtown Line ホームまでの間エレベーターに4回乗りますが、Downtown Line のサインをたどれば迷うことはないでしょう。誘導ブロックもこのエレベーターのルートに沿って引かれています。
“EXPO

公共建築のエレベーターはかご幅1200mm、奥行1400mm以上でドア幅900mm以上と決められています。
“FORT

操作ボタンは高さ900mmから1200mmの間に設けることになっているため、車いすでも操作できます。非常ベルは点滅ライトと連動せねばならないとなっています。(Code on Accessibility in the Built Environment 2013)
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Tanah Merah 駅は支線の終点ということもあり、 East West LINE への乗り換えは下りたホーム上でできるので簡単です。
“Tanah

まちのアクセシビリティ
シンガポールのまちなかは歩道がバリアフリーになるようかなり整備されています。古い街並みでも道路を横断する場所は縁石が切り下げてあり、視覚障害者の注意を促すための警告ブロックが敷かれています。
“"

アクセシビリティ・コードでは、誘導ブロックは安全な歩行ルートを示し、公共の建物入り口、チケット売り場を案内し、警告ブロックは段差・階段前、横断歩道前などの危険を知らせるほか、チケット販売機前などの前への到着を知らせる、となっています。(Code on Accessibility in the Built Environment 2013)

ショップハウスと言われる伝統的な建物の形式は、一階部分が歩道の分セットバックして店になっており、二階より上が住居となってそれが横に連なっているので、セットバックした歩道部分が日差しを避けて歩くのにちょうど良いアーケードになっています。
“SHOP

車道側が段になっていることもありますが、だいたい左右からまわってアーケード部分に入れます。(アーケードにはテーブルや椅子があって狭かったり、たまに通行中に段差があって、引き返すことも。)
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新しい建物も同じような造りで歩道の設けてあるところが多い。
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周辺は階段などがあってもスロープが整備されており、歩行が妨げられるようなことがありません。
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たまたま見つけたモールでも、エレベーターが設置され、トイレも整備されています。
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Robertson Walk
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バス停にはシェルターとベンチが設けられています。アクセシビリティ・コードではタクシー乗り場のシェルターについては、ベンチや車いすが通りやすいサイズ、車道に下りる際のスロープの詳細が決められていますが、バスシェルターについてはアクセスを確保するとだけ書かれています。(Code on Accessibility in the Built Environment 2013)
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仮設のタクシー乗り場ですが乗降用の道路への切り下げと、ボラードが設置されています。
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アクセシビリティ・コードでは工事現場に隣接する道路では歩道のバリアフリーを維持するよう定めています。
ラッフルズホテルも全面改装中でしたが、歩道は使えるようになっています。
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観光
マリーナベイ・サンズ
今回はまずマリーナサウスに開発されたマリーナベイ・サンズのショッピングモールと植物園ガーデンズ・バイ・ザ・ベイを訪ねました。最寄りの駅は Bayfront です。
“Bayfront"

観光客を意識した再開発地域なので駅も新しく、大規模でかなりの人出です。
モールへはエレベーターを2つ乗り継いで3層のメインフロアの2階部分(実際はB1)に上がれます。
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もちろん全てのフロアにエレベーターで行けます。吹き抜け2箇所に2機ずつ、3つの階を行き来するエレベーターがあり、他に数カ所2つの階を行き来するものがあります。
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ここには店舗だけでなく、劇場、ミュージアム、、コンベンションセンター、そしてカジノがあります。
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車いす用トイレがあります。ベビーベッドと共通の多目的トイレです。
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さらに上の階にはガーデンウォークという屋外デッキがあります。
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が、暑いので人はいません。マリーナベイ・サンズの高層ビル真下です。
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モールの3階(実際はL1)から外に出るとミュージアムの入口があります。
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一般の人もスロープでアプローチしています。
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正面の入口は反対側で、こちらは裏口だったようです。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
そこから海沿いにガーデンズ・バイ・ザ・ベイまで歩いて行けます。
“GARDENS

“GARDENS

先に見えてきた白い建物がガーデンズ・バイ・ザ・ベイの温室です。
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温室まで歩くと10分ほどかかるのですが、マリーナベイ・サンズのホテルから歩道橋を渡ってすぐの Bayfront Plaza には温室まで行ける SHUTTLE SERVICE のカートがありました。Bayfront Plaza はMRTの Bayfront 駅からも地下道でつながっています。
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車いすも乗れます。車いすでの利用は無料です。
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6月は常夏の街シンガポールでも一番暑い時期なので、歩いている人はほとんど見かけませんでした。暑さが苦手な場合は SHUTTLE SERVICE を利用するののも手です。帰りに利用することにします。

徒歩で行くと温室の裏の出口に着きました。温室は Flower Dome と Cloud Forest の二棟があり、二棟それぞれのの入り口とチケット売り場はひとつ上の階にあるので、スロープを上がって左のエレベーターを使います。
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COOLED CONSERVATORIES(温室ではなく、シンガポールでは冷室でした)のチケットで両方の温室に入れます。
入口には車いすとベビーカーのための幅広のゲートがあります。Cloud Forest に入ります。
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入ると滝の落ちる小山があります。この内部に展示があり、さらに空中に突き出た遊歩道を歩くようになっています。
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山の内部は6層になっていますがエスカレーターの他に、エレベーターがあります。
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内部の展示も2つの遊歩道 CLOUD WALK と TREETOP WALK も車いすで行けます。
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出口も幅広のゲートがあります。
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Flower Dome は内部が2層になっていますが、こちらもエレベーターで行き来できるようです。

Flower Dome と Cloud Forest の出口はどちらもひとつ下の階に戻るので、再度エレベーターで入り口の階に上がると SHUTTLE SERVICE の乗り場がありますが、そのまま歩いてすぐの SUPERTREE GROVE へ。
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奥に見えている上の遊歩道 OCBC SKYWAY へ上がります。右のツリーの足下にチケット売り場があり、ツリーの中のエレベーターで上に上がれます。
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http://www.gardensbythebay.com.sg/en.html

SUPERTREE GROVE にも SHUTTLE SERVICE の乗り場があります。帰りはこれを利用してこのシャトルの終点 Bayfront Plaza に戻ります。
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Bayfront Plaza からエレベーターで地下道へ下りてMRTも利用できますが、それとは別のルートで歩道橋へ上がってマリーナベイ・サンズのホテルへ。
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ここからマリーナベイ・サンズの屋上デッキ SANDS SKYPARK OBSERVATION DECK へ行きます。
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屋上デッキのチケットをタワー3の地下1階、 SKYPARK チケットカウンターで買って、直通のエレベーターで上がります。(レストランかバーを利用する場合は1階の Sky on 57 / CÉ LA VI 専用カウンターでの受付になります。)
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CÉ LA VI 専用カウンター

デッキはこんな感じです。
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下に植物園の建物が見えます。
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街の中心のほうも眺めることができます。
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MRTの駅に戻る途中、マリーナベイ・サンズのショッピングモールでカジノの前を通ったので入口を覗いたところ、入場ゲートに車いす優先レーンがありました。
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左の奥に入場ゲートが並んでいますが、出口から見ると正面に車いすマークのついたゲートが。
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MRTで移動し、ラッフルズホテルへ行ってみたのですが、全面改装中でした。
Raffles Singapore is currently closed for restoration with a planned reopening in the end of 2018.
https://www.raffles.com/singapore/

最寄りの City Hall 駅上のショッピングモールには車いす用トイレもあります。
“Raffles"

プラナカン・ミュージアム
Peranakan Museum はプラナカンという中華系移民の末裔の人々の歴史博物館です。
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100年前の学校の建物を改装して Asian Civilisations Museum 亜州文明博物館の別棟として使われていたものを、10年前にプラナカンの文化を紹介する博物館としてリニューアルしたものです。 入口にはスロープが設けられていて、内部には車いす用トイレとエレベーターがあります。
“Peranakan

“Peranakan

が、この日はエレベーターが使えず、1階のみの見学でした。
https://www.peranakanmuseum.org.sg

True Blue Cuisine
ミュージアムショップは少し狭いのですが、隣接してやっているレストランは古い建物そのままで、車いすでも入れます。伝統的なプラナカンの料理が食べられます。
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http://www.truebluecuisine.com

チャイナタウン
Chinatown も古い街並みなのでお店は道路に面した1階にあり、車いすで入れるところは多いと思われます。
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Chinatown Food Street 牛車水美食街の通り沿いはレストランばかりで、道には屋台も出ています。屋台用のテーブルスペースもあります。
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通りの東の端にある Chinese Theatre Circle の横にトイレもあるようです。チャイナタウンは全体的に広くはありませんが、車いすでも利用可能です。

クラーク・キー
clarke quey はリバーサイドのショップハウスや倉庫などを再開発して2006年に完成したモールですが、特にナイトスポットとして有名なようです。夜は若い人と観光客で賑わっています。
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トイレもあります。
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リバーサイドはベイエリアのほうまで遊歩道になっており、夕涼みがてら多くの観光客が行き来しています。
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シンガポールで最初のユネスコ世界遺産 Singapore Botanic Gardens に一番行きたかったのですが、ここで時間切れ。

次回、別の都市をまたお知らせできると思います。